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Nike Hyperdunk 2011 Elite Performance Review - SZOK



ハイパーダンク シリーズ第4作目となる "Hyperdunk 2011 Elite" をレビュー


Sole Collectorにて史上最高評価となる98点もの高得点を叩き出したモデルを、いまさらながら紹介

印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます

所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します

(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい)



フィット感はかなり良い、ぱっと見は細身なラストに思えるが意外と窮屈に感じる事は無い

若干爪先は狭めだがホールド感も足首までしっかり締まり、踵の掴みもかなり良く、全体的なロックダウンは良好





カーボンプレートのヒールカウンター、通常版から形状が変わったポイント

少し "Zoom Kobe VII (7) Elite" のパーツに似てるかと、またシャンクにもカーボンが使われており安定感は非常に良い




"Hyoerdunk 2010" や "HypeRize" 等で問題視されていたアッパーの剛性だが、今作は大分改善されたかと


ただそれは "Hyperdunk 2011 (通常版)" の話で…




クッションは非常に良好、話題になっていた前足部のズームエア問題は不安なところ


使用後も足の疲労は他のシューズに比べ楽だったので入っていると信じましょう、前後ズーム、素晴らしい



 (ピンクのポツポツ)

それと余り目立たないが、なんと、足首裏にすべり止めが


自転車用のサイクルシューズを見ると足が脱げにくいようなライニングの素材を使われており

これは他の競技用の靴にも採用されるべきと常々思っていたので、このような拘りは嬉しいところ




屈曲性は若干固め、個人的には硬いソールは嫌いではないのでアリ

それでも "Zoom KD IV (4)" よりは曲がるので硬すぎるという程では無い

またソールが平坦では無く、爪先に掛けて傾斜が効いているので走りやすい






トラクションはかなり良く、アウトソールの触感は粘着質

特にアウトリガーの部分、かなり効きます


何故か通常版よりもクリアソールの変色が早く訪れるが、隣接する拇指球部分のアウトソールとの相性が悪いのでしょう





また通気性は他のフライワイヤー仕様のモデルと変わらず


"Hyperdunk 2008" よりかは蒸れないとは思うが…唯一欠点を挙げるならばココでしょう

また、エリートシリーズ恒例の ”ゴールド部分の塗装剥げ” にも注意、すぐ色が落ちちゃう…




シュータンはプロコンバットで使われている素材、足首周りにもある

ケブラーを使用した硬く丈夫なシューレースを締めても甲が痛くならない、モチっとした素材感で足を守りしっかりと抑える、流石プロコンバット

また、重量は前回と同じくらいでしょうか、それでも大変軽い



 (ボックスもカーボン模様)


- まとめ -

新作モデルでもバッサリ酷評するソールコレクターが褒めるだけあるかと、本当に素晴らしい

確実に現時点含めここ最近でトップレベル、過言ではなく

また、HD2011の発売年はKD4やKobe7、ジョーダンブランドシグ達が騒がれていましたが、ダントツでHD2012が1位です

”Supreme” や ”Elite" なんて後続モデルをガンガン出した理由も頷けるかと

この後のハイパーダンクはクッションがルナロンに変わりました、ズームエア搭載モデルとしては最後となるかも…残念

こんな事を言っては元も子もないが「これさえあれば後は要らない」というくらい汎用性抜群な一足

筆舌に尽くし難いとは正にこのモデルの事で、是非とも履いてプレーしてみて下さい

個人的にもう1~2足程探し求めようかと思っております、満足の95点でした







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