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Nike Lebron XIII (13) Low Performance Review



レブロン・ジェームス シグネチャーモデル 第13作目となる "Nike Lebron XIII (13) Low" をレビュー

NBA選手の中ではJ.R.スミスがシーズンを通して履き、今シーズンはレブロン本人も数試合履いたモデルとなります

印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します

(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい




アッパーは完全なるブーティータイプ、足入れの際のキツさはあるものの内部は特に狭く無く、快適な窮屈さ

シューレースホールと連動する形のサイドのレースループはフィッティングに大きく影響しており全体のフィット感は良好

若干踵の ”抜け感” が気になるが、爪先を伸ばした状態で最上部の紐を締め上げれば多少は改善されるかと…




前作 "Lebron XII (12) Low" はブーティーとケージメッシュの二層構造のアッパーでしたが、耐久性は今作の方が上かと

あちらは履いている内にケージが先に駄目になりそうな雰囲気、ただダイナミックフライワイヤーがあったりするので一長一短ですね

ちなみに、こちらのカラーリングはEP (Engineered Performance) モデルとなります、若干幅広の作り




ソールは前足部が "Lebron XIII (13)"と同じく六角形に分割、クッションも同じくヘキサゴンズームエア

エアバッグの数は減らされて2つ、位置としては拇指球とその隣にある比較的大きい六角形の部分にエアバックが配置

踵にはVisible Max Air 180、やや硬めのチューニングの後足部と、しなりのある屈曲性の良い前足部

全体的な印象としては爪先が軟らかくなった "Lebron IX (9)" といった感じ

グリップは "Lebron XIII (13)" 同様のアウトソールで、レブロンシリーズとしては比較的良い部類




JRスミスが未だに履き続けている理由も頷けます、高性能とは思いませんがそれでも及第点な履き心地

足当たりの優しいフィット感にヒールのクッション、爪先の屈曲性…"Hyper Live" や "Kobe XI (11)" 等とはまた違ったポジションにいる

「ありそうでなかったローカットバッシュ」という表現が丁度良いモデルかと

海外の某シューズレビュアーがこのバッシュを史上最低の評価でクソミソに書いていましたが、思った程悪くは無く、ぜひ一度履いてみて欲しい一足



- まとめ -

…と思っていましたが

このモデル、履けば履くほどホールド感が弱まっていきます、特に踵の抜け感が最悪

アッパーが甲に引っ掛かっているので何とか靴としての機能は保っていますがスリッパ状態

どれだけ紐の通し方を工夫しても、どれだけキツく締め上げたりしても踵がユルく、後ろから踏まれたら「スポン」っと綺麗に脱げるでしょう

トップラインのカッティングの悪さと、サイドループの固定性能が低過ぎるかと…




もはや脱げた後のほうが動きのパフォーマンスが上がるかもしれません、それくらい駄目、本当に駄目、ホールド感はここ最近履いた中でも最低の部類

相当縦を詰めた完璧なサイジングでないと、満足するようなパフォーマンスは発揮できないかと

もし、このモデルを履いて「履きやすい」と思える人は他のローカットバッシュを選ぶべきでしょう

恐らくそちらの方がきっともっと履きやすいので…というかコレを良く感じたらどれを履いても良く感じる筈…




…という事で、一度履いてみて欲しい一足では無く、一度しか履いて欲しくない一足

着用一回目がこのシューズ史上最高の履き心地となります

毎試合、新品のフレッシュな状態のモデルを用意できる選手にとっては良いのかもしれませんが

徐々にホールド性が損なわれていくコレを履き続けていくのは流石に苦ではないでしょうか…

さようなら Lebron 13 Low

(注:所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します)







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