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Anta KT II (2) Performance Review



クレイ・トンプソン シグネチャーモデル 第2作目となる "Anta KT II (2)" をレビュー

印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます

所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します

(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい




こちらのカラーは何でしょうか、よく分かりませんが厨ニ心に「カッチョ良い」と思って選びました、雷のグラフィックがなんともCOOL (クール) 

調べたところ "Make it Rain" というペットネーム、シュートの雷雨といったところでしょうか

購入は昨年の11月、8ヶ月越しのレビューとなります…




前足部は人工皮革、後足部は硬い素材感のメッシュを爪先サイドにて熱圧着させたハイカットアッパー

特に爪先のパターンは頑丈な素材で、左右の動きに対して靴がひしゃげるような不安は全く無い

ただ昨今のニット素材に慣れているとフィット感は劣るものがあるかと、改めてニットアッパーの密着度は凄いなと…




また、シューレースが "Zoom Kobe VII (7) Elite" のケブラー紐のような硬い作り

履いて一度ロックするとアッパーもシューレースも殆ど伸びず、靴全体の剛性は非常に高い

その分キツくても遊びが無いので、履く際の紐の締め具合の調整には注意



ヒールカウンターは同色でわかりにくいが、非常に凝った作りの成形

ハイカットという事もあり足首のホールド性、踵の抜け感も無く、後足部のフィット感は安定した性能

但し、一番トップまで紐を締める際の不安がシュータンにプリントされたロゴ

以前ピークのモデルを履いていた時にこの部分のロゴが剥がれた事があり、若干中国メーカーのプリント技術には不安が…

まあ半年経っても剥がれていないので大丈夫かと思われますが、一応注意点として…




クッショニングシステムは "Anta EVE"

爪先と踵に異なる二つのフォームを配置、画期的なクッションでは無く、平均的な衝撃吸収性

特に悪くも無く、凄い良いわけでも無くと普通の感触で、Peakの "Cushion-3" の方が優勢かと

中国メーカーのバッシュ、アッパーの機能は日進月歩だがクッショニングシステムに関してはイマイチ伸び悩んでいるかなと、機能の可視化というのは難しいもので…




アウトソールはトランスルーセントラバーで、中央部と踵部がヘリンボーンパターンの仕様

爪先はプロトタイプで使われていた ”Control 5WD” の名残りが見えるソールパターンで、特徴的なデザイン

使用する環境で評価は左右されるが (汚れが目立って申し訳ありません…) 、それを踏まえた上で見てもトラクションの性能は良いとは言えず




手にした時、アウトソールは何ともグリップの良さそうな手触りで期待したものの、実際に使用すると埃が貼り付き滑ること滑ること

逆にグリップが効き過ぎない方がトンプソンのプレースタイルにとっては云々…」と敢えて深読みして逆説を唱えようと思いましたが、結局は率直に ”滑る” と感じた次第

乾燥するこの季節柄フロアが滑りやすいというのもある為、それらを考慮してとりあえず現時点ではこの点数に…




と言うのが数ヶ月前の感想、現在はというとグリップはそこまで悪くないので気候の影響もあったのではないかと、冬場はソールもコートも埃が付きやすいので…

また、こちらのカラーはトランスルーセントですがソリッドラバーのカラーリングを履かれている人からは滑るといった感想は聞かなかった為、そちらを選んでみても良いかもしれません




また、屈曲性は曲がるというより "Curry 1" のような爪先に掛けて傾斜が強めについたソールにより足が運ばれていく感覚

ミッドソール自体は程よい硬さがある為、軟らかいソールのように変形して地面に張り付く止まり方が出来ないのも滑るように感じた原因かと




サイジングとしては少々狭め、爪先の幅というより爪先が薄い為、足入れすると内部は結構苦しい…

足幅が細い方は他のメーカーと同じサイズでも良いかもしれませんが、アッパーの素材も頑丈で伸びず、爪先が全体的にキツいのでサイズ選びは難しいかと

中国メーカーはモデルによってラストが結構変わるな というのが今まで履いてきた上での個人的な感想で、今作も余裕を見てハーフアップ (+0.5cm) が安全でしょう




- まとめ -

「堅実」

安定感・耐久性・剛性、一言で表すと ”守り” のバッシュ

ソールの安定感、アッパーの耐久性、全体のロックダウン、色々な意味で非常に ”硬い” 作り

これらは決して悪い意味での ”守り” という表現でもなく、靴の物理的な面だけの ”硬い” という表現でもなく、内面的な部分での説明を込めて

シグネチャープレイヤーの色が出ている、まさしくクレイ・トンプソンのプレースタイルらしい堅実なモデル

感想を纏めるのが難しいが、履くとわかるKT感、派手な部分は無く「堅実」という言葉が当てはまるのではないかと




一長一短とはよく言いますが、突出した ”長” も無ければ酷すぎる ”短” も無く

でもよくよく考えたら実質10,000円程のモデルなので、深く考えなくても感想としては妥当な評価ではないでしょうか

悪くは無くコストに見合った履き心地、難しく考えないで、率直な気持ちを表現する事も大切だと思うので…

ちなみにサイトには未だ掲載はしていませんが、これまでAnta・Li-Ning・Peak等を履きましたがどれも履き心地は良く

ただ、普通に良いのは良いのですが、ここらでNike・Adidas・Under Armour等を引っくり返すようなモデルを出して欲しいなと思うところで

このKT2はその引き金になりそうな、過渡期を過ぎたというのか、狼煙を上げるモデルのような、そんな予感がします




中国のメーカーと契約したNBA選手のバッシュ」というイメージはもう珍しく無い為、これからは更にシリアスなパフォーマンスシューズへと向かっていって欲しいところ

Nike・Adidas・Under Armourの三大メーカーにも飽きましたし、K1X・Brandblack・And1、そして中国のAnta・Li-Ning・Peakに頑張って欲しいですね

この夏、中国でのプロモーションを兼ねた彼のオフシーズンを見ていればその人気は凄まじいわけで、その熱が商品開発に繋がって行けばなと…

ちなみに中国のバスケットボール人気はどれくらいなのかご存知でしょうか?




なんと、中国のバスケットボール人口はおよそ3億人と言われ

その数はアメリカの総人口に匹敵する程、もう意味がわからない規模

しかも好きなスポーツランキングはサッカーや卓球を抑え1位、テレビや試合会場での合計観戦率は4億人を超えるそうで

NBAの試合を放送するテレビ局は51局、視聴世帯数は3億1400万世帯




更に、15~24歳までの男性の75% (約1億人) がNBAファンと言われており、1億人といったら日本の総人口並、本当に意味がわからない規模

そしてあのストリートバスケットボールコートの数、そこにこの "Anta KT II (2)"、そりゃ人気出ますわ…

また値段の面でも手頃で、機能の面でもインドアでもアウトドアでも履ける耐久性、カラー展開も豊富、聞くところによると40種類を越えるそうで…

向こうのニーズにここまで合っている、これほど取り回しの効くバッシュも珍しいのでは?




"WearTesters.com" のNightwing2303も下記のように述べていて、全くの同意 (I agree) なわけです

「If you’re ever curious about Chinese shoe brands, or any brand other than what you’re used to, then I’d recommend trying the ANTA KT2 out.
   I think you’ll be surprised with how well it plays. I’d also recommend just trying new things in general.
   You’ll never know what awesomeness could be out there if you only stick with what you know.
   I mean, you’ll only ever be certain if what you know is what you want after you’ve tried everything else to make sure.」





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