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勿体無くて履けていない、そんな事ありますよね。

「靴でしょ?履かなくてどうすんの?」

なんて言われますが、そうじゃないんですよ。
いずれ履きますよ、でももうちょっと待って下さい。

「何足買うの?蛸なの?」

まったくもってその通りです、でもやめられないんです。
買っても箱にしまいっぱなし、出しては眺め出しては眺め…。

「全部履けるの?一体お金を幾ら使うの?」

ごもっともです、置き場所も使いますし、そもそも履くための物を履かないなんて阿呆らしいですよね。
2~3足で充分じゃない、その通りです。

靴とは本質的には足を守り、歩く為の物です。
より広い土地を渡り歩き、食料を得るため、生きる為に旅をする中での知恵で生まれた物だと思います。

興味無い人からしたら、キャンバスアッパーにゴムソールの2,980円の靴でも充分でしょう。
確かにただの色違いだったり、コラボレーションのネームバリューでのプレミア値での購入というのは違うなあと思い、そういった ”スニーカー” は実際買ってはいないです。

ただ ”パフォーマンスシューズ” には、その一足の中にコンセプトがあり、ストーリーがあり、芸術的なデザインの中に確固たる機能が備わっているのです。

人間の生活に最も欠かせないものであり、その一つ一つ細部に意味があり、そこに多くの技術が注ぎ込まれている機能美に魅力を感じ、安っぽい言葉ですが ”カッコイイ” と思うのです。

出来る限り履いて、履いて、履き潰して上げるのが靴冥利に尽きるでしょうし。
加水分解を避ける為には、履く事こそが長持ちさせる一番の方法です。
いずれ全ての靴の最後を看取ってあげたいものです。



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