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Nike KD 8 EP Performance Review - SZOK



ケビン・デュラント シグネチャーモデル 第8作となる "KD 8 EP" をレビュー

EP(Engineered Performance)…日本人向けに設計されたワイドな足型のモデル

今回、印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます

所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します




こちらは1stカラーとなる "July 4th"、6/27 発売

当日に購入で4ヶ月後の更新、それだけウェアテストしたと考えて頂ければ幸いです

ちなみにJuly 4thというのはアメリカ合衆国の独立記念日の事で、その祝日に打ち上げられる花火からインスピレーションを受けたカラーリング

また、デュラントは毎年独立記念日になると家族・友人と共に裏庭でバーベキューをし、同時にこの日は彼にとって重要な夏のオフシーズンの始まりを告げる日でもあるそうで

それ故に毎年この ”7月4日” は早朝の厳しいワークアウトから始まるとの事

ちなみにデザイナーはレオ・チャン、恒例の髪が長いあの人



(Flyweave Technology)

アッパーは宇宙服の開発設計の基礎を元に生まれたウーブンテキスタイル

一枚の細かく織り上げられた布帛素材は高解像度のメガピクセル単位でのデザインが可能になり、その発色は非常に美しい

"Kobe 9 Elite"や "Brandblack J.Crossover II" などのニット素材とは違い、これまた "Kobe 8 System" に使われたEngineered Meshとも違ったファブリックな素材

ナイキバスケットボールラインにおいて初めて採用されるテクノロジーとの事ですが、Flyweave自体は既に "Air Jordan XX9" に使われているので余り驚く程の事では無いかと




ただこのフライウィーブアッパーの途中から接続されているケーブルは少し新鮮

「アッパーとケーブルを組み合わせる事でシートベルトのように足を安定させながら、素足のような快適な履き心地を実現します」

との事だが、実際は大したことない…



(UNC/Marquette)

それと、せっかく繊維素材によりデザインの幅が増えたので "Air Jordan XX9" のUNCやMarquetteのようなデザインのアッパーをもっと出して欲しいところ

織物なので衝撃で剥げるプリントとは違い ”色が落ちにくい” という利点があるのに勿体無いな…と



(Articulated = 繋ぐ・分節)

「アーティキュレーテッド フルレングス ズーム エア」という長い名称、節のあるフルレングスズームエアユニット

これはKD8の為に特別にデザインされて全面に敷かれたズームエアユニットで、クリス・ポールのシグネチャー最新作 "Jordan CP3.IX" にも同様の形状のクッションが前足部に使われている

"KD 6 Elite" ではアウトソールの厚さが足りなくズームエアの負荷で歪に形が変わっていたが、今作はエアユニットの形状が変わり安定感は増したかと



(Articulated Full Length Zoom Air)

足の外側、小指の辺りにはTPUパーツが配置され足を曲げた際に倒れ過ぎないような支えとなっており安定感は良い

それでいてズームエアの感触もあり "Lebron X (10)" を履いた際に思った「このクッションでローカットがあればなぁ…」を叶えたモデルかと




但しこのアウトソール、厚めなのはいいが巻き上がった爪先部分のブロックにゴツゴツとした感触がある

地面に対して踵の入りは良いが、底からの ”爪先の抜け” が悪い

先端にかけての反りが微妙な為、急にガクっとなりストレスを感じる

エアユニットとの関係もあるだろうが、本当に若干だが違和感は確実に存在している




ヒールサポートパーツは特徴的な二本の牙、インスピレーションはデュラントの右脚に入れたサーベルタイガーのタトゥーから。


「デュラントはこの氷河時代の食肉獣の運動能力や獰猛さに何か通じるものを感じています。氷河期の虎が持っていた略奪的な本能、凶暴性、先史時代の魂との繋がり、この先史時代の伝説の大きなネコ科動物への思い入れは、右足首上に新しく刻んだ新しいタトゥーに表現されています。」


との事で、意外とタトゥーがバリバリ入ってるデュラント、その一部に着目したそうだが

この足首近くまで伸びたミッドソールのディテールとは裏腹に、踵のホールド感は残念、というかゴール下で踏まれた際に脱げた

サンプルのような形状だったら少しは良かったかもしれないが、これはヒールカウンターよりも甲の上・足首前のポイントにおけるフィッティングが問題かと




また甲が低いラストなので、甲高の足が入るとアッパーが届かなく感じる

それとシュータンも厚め、シューレースも丸紐で甲の上側から足首の前にかけてのフィッティングが足りない

「甲が少し盛り上がっているかも…」と思う人はまずは試し履き、もしくは返品可能な店での購入を勧めます

ちなみにこれはEPモデル、爪先は特に狭いと感じることは無く「広めだな」と思う程度の幅感

爪先は広めなのに甲は低め、毎度毎度サイジングが鬼門なKDシリーズ、履く人を選びますね



- まとめ -

"Lebron X (10)" にあったようなソールの厚みによる不安定さが解消され、尚且つフルレングスズームの心地良さを実感できる一足

そして軽く、クッションもあり、ローカット

衝撃吸収性と動きやすさを求めるプレイヤーにとって現時点でこれ以上ニーズに合うバッシュは無いでしょう

特に地面に向かって広がる形状の後足部は素晴らしい、踵の安定感は優秀

しかし私の足型がパターンが合っていない為に踵の抜け感を感じる

きっと甲がもっと低かったら綺麗に足を抑えてくれるのでしょう…




またアウトソール先端部の不快感、爪先のブロックに違和感を覚えるかもしれませんので、足型含め要試着

ちなみにシューレースを付属の丸紐では無く平紐に変えている

こちらの方がフィッティングは良いかと、あと刺激するような足当たりも若干減るかな




ソール周りに対しては好印象の方も多いでしょうが、個人的にはアッパーがついて来ていない感覚

"CP3.VII AE" のようなサイド全面にダイナミックフライワイヤーが欲しいところ、前足部のみというのは少々物足りない

新しいクッショニングシステムの感触はそこまで苦手では無いので、アッパー・ソール間の剛性バランスが "KD 8 Elite" にてどう変わってくるか興味深いところ

急に滅茶苦茶なハイカットとかはやめて下さいね…




また今作では、レオ・チャンとエリック・エイヴァーの ”差” が顕著に現れたかと

以前からレオ・チャンのデザインするモデルの履き心地を疑問視していましたがこれでハッキリしました

私がデュラントがUAに移って欲しかった最大の理由はここ

恐らくレブロンとコービーが引退しシグネチャーシューズの世代交代が起こるまではデュラントに良いシューズが回ってくることは無いでしょう

コービーシリーズのように歴史に名を残す、時代を変えるようなシグネチャーモデルはKDシリーズからはきっと生まれることも無いでしょう

と乱暴な言い方ですが、そう感じるのです

"Kobe XI" のデザインはティンカー・ハットフィールドが手掛けるとの噂だが


それならエリック・エイヴァーが "KD IX (9)" のデザイナーに変わって欲しいところ…



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