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Jordan Jumpman Diamond Mid PF Performance Review



今回はJumpmanシリーズ "Jordan Jumpman Diamond Mid PF" をレビュー

印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます

使用環境や所有者の身体能力、足の形状により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します

※配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい

画像は公式サイトから引用させて頂きます、ちゃんと写真の用意が出来次第差し替えます、じゃないと永久 (とわ) に投稿できないから…




今作はジョーダンブランドのデザインチームとティンカー・ハットフィールドの共同開発

ティンカーがデザインしたヒールのダイアモンドケージは "Jordan Trunner NXT・LT" に使用されていた事でも話題になったかと

ハットフィールドの名前を聞いただけでも欲しくなってしまうのはどうしてなんでしょう…




アッパーはハイカットだが軽量で、パターンの構成としては外羽根という意外と最近のバッシュでは見かけない作り

ここに古臭さを感じるかどうかでデザインへの評価も変わりそうだが、敢えてそこを狙ったのでしょう

個人的には伝統的なアッパーの作りにハイテクなヒールケージのギャップが好こ…

形状記憶性の良いライニングは足首周りのフィット感が非常に良く、同じ仕様ならLowカットモデルの履きやすさにも期待は持てそう




PF (Performance Fit) という事だが普段のマイサイズでほんの少し幅に余裕があり、薄めのソックスをもう一枚足せば良いかなといった具合で、やや広くは感じるところ

ここ最近のジョーダンブランドのシューズとしては比較的幅広の足型でも履きやすいのではないかと




但し注意点としては外羽根の靴としてありがちなのが ”バンプとの貼り合わせ位置” ここに厚みが出るので屈曲時にストレスを感じる恐れが

非PFのモデルやハーフダウン (-0.5cm) を選ぶのであれば一応注意しておくべきかと




クッショニングシステムは前足部に "Zoom Air (ズームエア)" を配置

衝撃吸収性としては平均的な部類かと、つま先のクッションのこんもりとした感触はとても面白く逆に違和感あるかも

兎に角、可もなく不可もなく普通でしょう




またヒール周りのTPUパーツは "Adidas Crazy Explosive" のようにパーツ先端が足首を傾けた際に踝 (くるぶし) に刺さるかと懸念したが

そういったトラブルは特に起こらず、踵のブレを抑えつつ抜ける感覚もなく非常に安定している




ブレードパターンのソリッドソールのトラクションは素晴らしい、非常に良くグリップする

またソール自体も爪先の屈曲性が良く ”軟らかくてしっかり止まる” といった履き心地

個人的には軟らかすぎるかなと感じるところだが、"Jordan Super Fly IV (4)" に近い感触かと

あからさまにケンバ・ウォーカーが好きそうな一足だなと思っていたが、当の本人は世界選手権に出ているのにも関わらず未だに "Air Jordan X (10)" を履いている模様

折角イベントに合わせて発表されたのに本人はお気に召さなかったのか、一応テイタムとも契約しておいて良かったですね…



(一応履いてたんですけどね…)

(ありがとうテイタム…)


- まとめ -

「Jumpmanの復活」

・広めのシュータンとしっとり吸い付くライニング、ハイカットによる快適なフィッティング

・真新しい機能は搭載されていないがコンフォートなアッパーと、軟らかでトラクションの良いアウトソール

以上の事からも安定感を求め、なおかつソールの屈曲性による動きやすさを好むプレイヤーに合うかと




この前足部の軟らかい感触が今作の特徴なので、シューズ選びのポイントとなるでしょう

逆にこのモデルへシューズ全体の剛性やソールの返りの強さ・硬さに苦言を呈するのはどうなのかなと思うところで

ダイアモンドケージが程よい硬さで捻れに対して強さを発揮しながらも、つま先の動きやすさを確保していて良いバランスかと




それぞれシューズによりコンセプトがあり、表現する履き心地は違うので、それに対して客観的にポジティブなアドバイスをできたらなと常々考えるところ

個人的にはこれはこれでコンフォート、楽に履いていられるのでLowカットのほうが更に軽い気分で履けて良いかも

これで値段も10,000円前後で買えたら気分も懐 (ふところ) も軽快かな

なんにせよ万人向けな一足、世界選手権というイベントに合わせて発表されただけにクオリティは高い




実質ブレイク・グリフィンのラインだったスーパーフライシリーズも終了し、シューズもプレイヤーも代替わりが見られるジョーダンブランド

他にも "Jordan React Elevation" など今後の新作が楽しみなわけです






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