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Adidas Wall 1 Performance Review - SZOK



ジョン・ウォール シグネチャーモデル 第1作となる "Adidas Wall 1" をレビュー

印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
使用環境や所有者の身体能力、足の形状により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します


(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい





このカラーリングは "ASG"、2015年にブルックリンで行われたオールスターゲーム用のカラー

さて…アディダス移籍後、初となる記念すべき1作目ですがその履き心地は…




フィッティングは全体的に ”やさしい” 印象

アッパーの素材は殆どがメッシュで柔らかい足当たり、シューレースホール周りは革で、トゥが熱圧着

ウィズも狭すぎる事もなく、足首周りのパディングも充分。アッパー剛性は高くは無いものの、非常にコンフォートな足入れの感触

ここ最近履いた中でも特に ”万人受け” するフィット感ですね




クッショニングシステムはフルレングスの "adiPRENE+" をミッドソールに搭載

昨今のバッシュはソールが薄かったり、インサート仕様だったり、下駄型だったり千差万別ですが、久々に「ザ・ミッドソール」といった感じのまさにミッドソールなミッドソールです





ミッドソール自体は硬過ぎる事は無いのですが ”板感” があるので、ソールの返りの強さを求める人には合うでしょう

個人的には好みの感触ですが、逆に屈曲性の良いシューズを求める人には合わないかと



(止まらないクイックネス…?)



アウトソールは色々とジョン・ウォールゆかりのデザインが施されておりますが、割愛

グリップですが、ソール自体の粘度はそこまで無く、若干滑る

彼が以前履いていた "Adipure Crazyquick" 等と比べると多少劣るかなと

柔らかいアッパー、返りの良いミッドソール、滑りがちなトラクション、全体的なバランスのチューニングがチグハグです

もっとアッパーの剛性を上げて、トラクション次第で化けそうな気が…




ちなみにAdidas Online Shopの商品紹介ではそのモデルのウィズが表記されております

試着無しで購入される前に参考にするのも良いかもしれません

・ウォール1:D~E相当
・リラード1:2E 相当
・ローズ5:D~E相当
・クレイジーライトブースト:D~E相当

ただ同じモデルでもカラーリングによって商品説明文が違ったり、ウィズ表記が無かったりするのが気になるところ

ウォール1もクッションが ”adiPRENE+” の表記だったり ”バウンス素材” の表記だったり…



- まとめ -
「1stシグニチャーがこれで大丈夫…?」

折角のアディダス初の自身のモデル、第1作目でこれは…少々心配…

かなり無難な出来で、突出して悪い部分も無ければ、突出して良い部分も特に無いという "Nike Kyrie 1" パターンでした

正直、このモデルにこだわらなければ同じAdidasで同じ機能の (以下リストアップ)

・ジャパニーズマイクロフィットラスト (ジャパンラスト)
・スプリントウェブアッパー
・トルションシステム
・フルレングス アディプリーン+ ミッドソール

が盛り込まれた "Adizero Bash 6" の方が良いのではないかと思います




海外メーカーが参入するものの苦戦して途中離脱している ”日本人向け” カテゴリーで6作も続いているアディゼロバッシュシリーズって何気に結構凄いんですよ…

アディゼロバッシュ、確かに意外と履いている人も見かけます。好評化の意見も聞きますし

遂に新作 "Adizero PG" も出ましたし、期待できますね、是非とも履いてみたいものです…ってWall 1の話じゃ無くなってた

Wall 1についてはミッドソールの ”程良くしなる返りの硬さ” が好印象でした…

が、モデルにこだわらず彼のファンで無い限りは上記の "Adizero Bash 6" でも良いのでは と思う次第です

既に "Adidas Wall 2" も使用済なので、続けてこちらもアップしたいところです








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