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Nike Hyper Rev 2016 Performance Review - SZOK



ハイパーレブ シリーズ第3作目となる "Hyper Rev 2016" をレビュー

NBAにおいてポジション問わず数多くの着用者が見られたモデル、前作の履き心地は非常に良かったので今作にも期待がかかります

印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します

(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい





こちらはフラグメントデザインによるカラーリング、色はこのグレー/ネイビーとブラック/セイル、ボルト/ホワイトの3色展開

コラボレートを表す「FRAGMENT」の文字がベルトに浮かんでおり、ベルトとインソール以外は特に大きな仕様の違いは無いかと

というか今作、これといったカラーが余り発売されなかったのが残念、どれもこれも派手なカラーリングばかりな気が…

但し、同じフラグメントのボルトカラーは実際履いてるのを見てみると意外と格好良かったです



(Fragment Design)




まずこのバッシュ、履くのが大変…

足入れは困難、というか私は慣れるまで大変でした

"UA Charge BB" 以来となる履く事の難しさ、足首の前後についたプルタブを引っ張りながら足を突っ込んでいくのですが、ヒールタブの縫製が切れてしまうんじゃないかと怖いところ

そして足入れが完了すると、このスリーブの高さ、意外と踝 (くるぶし) の上ほどの高めのカットなのですが密着感無いわ固定感無いわで「なにこれ…?」と思わずにはいられない

足入れの難しさに特化したシューズ、ほんと何これ…

ちなみにこの足首周りの作りは次作 "Hyper Rev 2017" では採用されず、ごく一般的なホールカットの形になったので履きやすくはなったかと




足を入れると、内部は予想を裏切り余裕のあるフィッティング

EPモデルでは無いのですが、それでも前足部は幅があり全体的に広めの作り

ソックスを重ねて履いて調整したいのですが、そうすると足入れが更に難しくなるというジレンマ…

ラストは特に細くもなく、中が広めに感じるのは恐らくアッパーの構造が上の画像のようにサイドループに通す形のシューレースシステムの為でしょう

通常版でこの幅感ですと、EP版は相当余裕のある作りかと

なので今回、サイジングのアドバイスが難しいところ…マイサイズでもハーフダウンでも足が入る方でお好きなサイズを…

恐らく「足を入れる」段階の方が鬼門なので





そしてデザインの肝となる肝心のベルトは効果無し、そして正直言うと剥がれて邪魔

マジックテープのメス側の面積が余りにも小さ過ぎて、使用者の甲が高くなればなる程剥がれやすいでしょう

デンバー・ナゲッツにいた頃のランディ・フォイが ”あの履き方” をしていたのも理解できました

ロックするようなタイプのベルトでは無く、あくまでも飾りのような感触で、さほど効果は感じられない…



(あの履き方)

(あの履き方)





アウトソールは爪先部分に切れ目の入った形状で、前足部が "Air Jordan XX9" のように少し盛り上がった形でZoom Airが配置

ソール全体が軟らかく、前作同様ハイパーレブらしい感触で接地感は良好

菱型のトラクションパターンのグリップも上々で、前作と変わらずソールはナチュラルな反応を示してくれます




ちなみに前作同様、アッパーは全体的にソフトな履き心地なので

長期使用における耐久性はどうでしょうか…流石にここまではならない筈ですけど…



- まとめ -
”Hypre Rev 2015 の方が良い”

履きにくく効果を感じないインナースリーブに、剥がれやすく煩わしいベルト

プラスのつもりで付けた物がストレスを生み、マイナスの感想となりました

余計な物がついて結局それがネガティブな要素に…、何でも足せば良いってワケでも無いんだなと

"Hyper Rev 2014" のクッショニングや "Hyper Rev 2015" のフィッティングなど突出した部分は無いものの

それでも平均的に履きやすいのは流石ハイパーレブシリーズといったところでしょうか

改めて "Hypre Rev 2015" の性能の高さを感じる結果となりました








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