Adidas Wall 2 Performance Review - SZOK
https://www.sizeokay.com/2016/05/adidas-wall-2-szok-performance-review.html
ジョン・ウォール シグネチャーモデル 第2作となる "Adidas Wall 2" をレビュー
印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
使用環境や所有者の身体能力、足の形状により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します
(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい
こちらのカラーは、白と赤のシンプルな配色にグレーのカモフラージュが入ったカラーリング
ここ最近のAdidasは "Rose 5 Boost" でもあったようにカラーリングによって素材や細かい仕様が(あと値段も)変わっているので、履き心地にも微妙な違いがあると思われます
今作、特にサイドパーツの剛性を期待したものの、シンセティックレザーとミッドソールから伸びるパーツもそこまで頑丈というワケで無く意外と平凡
(というか各マテリアルのクオリティが残念クオリティーです)
(というか各マテリアルのクオリティが残念クオリティーです)
他のシューズと違い、若干複雑なパターンのアッパー構成で思いの外フィット感に欠ける印象
また、シュータンは袋縫いで端の部分が硬く、シューレースホールの上二つは金属製のハトメで一番上まで紐を通して締めた際の足当たりが非常に悪い
”バッシュは一番上まで紐を通してシッカリ締める” という人は要注意
ラストは爪先が狭すぎる事もなく、甲が低すぎる事も無くフィッティングは普通、サイジングもマイサイズで大丈夫な筈です
アウトソールはウォールゆかりのデザインが散りばめられたデザイン (説明省略)
グリップも向上し、全体的なトラクションは向上
クッションは前作同様 Adiprine+ で「AdidasはNikeと比べクッションが足りない」なんてたまに聞きますが、必要最低限はあるかと…
また、ソール全体の屈曲性も良く "Crazy Quick" や "Rose 4.0" に使われていたPuremotionに近い履き心地
但し、現在シューズ契約がFA状態のウォールの着用遍歴を見る限り "Kobe X (10)" や "Lebron XIII (13)" など明らかにソール周りの剛性が硬めの物を好んで履いているようで
今作や以前の彼のシグネチャーモデルとは履き心地が真逆な気が…
シグネチャー製作における本人とのセッションはどうなっているのか気になるところ
シグネチャー製作における本人とのセッションはどうなっているのか気になるところ
Reebok時代に履いていた "Zig Slash" のクオリティは非常に良く、次作 "Zig Encore" もイロモノ感はありましたが履き心地は面白く
今更ながら "Wall Season 3" も履いておけばよかったと後悔しております…
それに対して今作はAdidasらしいと言えばらしいのですが、履いていても「おっ」とくるモノが無いバッシュだなと
当サイトのレビューはNike・Jordanに偏りがちですが、Adidasモデルも幾つか履いてはいるものの
載せなくてもいい感想のバッシュが多々あり、一応 "Crazy Quick 2" や "Crazy Light Boost" 等も履いてはいるのですが「うーん」と言った感じで、今作もその部類かなと
Adidas、2~3年前くらいはNikeやUAにも負けていなかった印象でしたが…
Boostという素晴らしい機能があるので来シーズンに予定されているモデルには期待してます
Boostという素晴らしい機能があるので来シーズンに予定されているモデルには期待してます
- まとめ -
今作、無理に良い点を挙げようとしても見つからない程に、普通。
逆に細かく履き心地の事を考え過ぎると、本来普通な部分も大袈裟に捉えかねません
たまに起きる「大したこと無い部分を難しく考えてしまって良く感じる」という錯覚に陥りそうです
逆に ”普通なのが良いですね” パターンかと思うかもしれませんが、もうこれ二作目ですから…それ前作で言いましたから…
"Crazy Light 2" や未レビューの "Crazy Quick 2" と同じ感想ですが、なんで足首周りに裏ハト目なの?
というかアディダスのバッシュ、なんでシュータン薄いのに硬いハト目使うの?
なんで? なんでなの?
というかアディダスのバッシュ、なんでシュータン薄いのに硬いハト目使うの?
なんで? なんでなの?
…という事で、足首太めで尚且つ紐を一番上まで通してシッカリ締めたい人にはオススメできません
要試着
今回はこの ”ガッカリ感” が伝わればいいなと思っております…
今回はこの ”ガッカリ感” が伝わればいいなと思っております…
今作、アウトレットでセールの更にタイムセールになっていたら買う、もしくは定価で買うとしたらファンならアリといったバッシュかと
ウォールがReebok時代にコービー・ブライアントに「Nikeを履かないから膝怪我すんだよ(笑)」みたいな事も言われてましたが…
遂には先日両膝を手術したわけで、万全を期す為にも今後のシューズ選びは慎重になるでしょう
全治2ヶ月との事でリオ五輪の出場は不透明ですが、2016-17シーズンの開幕には間に合うとの事ですので、来シーズンの足下にチェックしたいところです