Performance Shoes of the Year 2019
https://www.sizeokay.com/2021/01/performance-shoes-of-year-2019.html
毎年恒例の今年履いて良かったバッシュを選び、1位にPSOY (Performance Shoes of the Year) という賞を勝手に与えるやつやります
・Best Performance Top10…履いた良かったバッシュ10選
・Best Budget…特にコスパが良かった一足
・Best Retro…履き心地うんぬん抜きにして復刻して嬉しかった一足
大きく分けてこのカテゴリーで分けました
ちなみに順位に大きな差はありません「はっきり言って全部違って全部良いし感想は人それぞれだからね」と保険を掛けておきます
あくまでも参考程度でお願い致します
10. Jordan Why Not Zer0.2
フラットなデザインの前作から一変、継ぎ接ぎされた複数のパーツで構成された一足
ソールのHeel-Toe Trasitionはヒールの丸みとトウの反りからも走りやすく、まさにウエストブルックのプレースタイルを具現化したモデル、前へ前へとアタックする選手に履いてみて欲しい
逆に左右の動きはソールの曲面が怖いところだが、サイドサポートが効いており悪くないところ、結構余裕のある作りなのでサイズを間違えると足が遊ぶかも…
より軽量化したSE版はアッパーの素材が貧弱なので、通常版の方が個人的にはオススメ
New Balanceから満を持して発売された今作、スニーカーの方で履き心地の良さは知っているだけにそのノウハウ・テクノロジーをどのように落とし込むのかと胸を高鳴らせましたが
その履き心地は意外にも硬く堅実な履き心地、柔らかい足当たりかと思いきやソリッドな感じで良い意味で裏切られた
当初は狐につままれた気分だったが、履けば履くほど「これがカワイが履くモデルなんだねえ」と認識させられる安定したパフォーマンス
決して万人向けとは言えないが、しっかり目のモデルが好きなそこのアナタ、試しに履いてみても良いかもですよ
アンクル部のカラーが当たるかもしれないので注意!
8. Nike Lebron 16 Low
買うならLowです、シューレースは通し方を変える事をオススメします
"Nike Lebron 16" の甲周りのフィット感をクリアした上に共通のソールユニット、おまけに値段も少し安い
もちろん無印が駄目ってわけではないので悪しからず…
動きやすくてタフな底周り、トラクションも良く今シーズンの隠れた名作と言えるでしょう
7. Nike Zoom Freak 1
ニックネームでもある ”Greek Freak (ギリシャの変わり種)” から名付けられたヤニス・アデトクンボのシグネチャーモデル第1段となる今作
1stモデルらしく非常に安定感のあるモデルでどの能力も平均以上の優秀な一足
デザインもかなり変わっており、履き心地も気に入って複数足買いしたモデルでもあります
今後は見た目だけではなく性能・テクノロジーの面でも尖ったモデルになっていくのを期待
6. Adidas Harden Vol.3
前作よりもアッパーのパーツが減り、ソールも薄くなりミニマルなシューズになったハーデンシリーズ3作目
非常にシンプルな見た目だが、ハーデンシリーズといえばこの ”ゴムバンド” ですね、やはりこれのフィッティング向上効果は素晴らしい
是非シリーズ通して今後も継続して搭載して欲しいところ
前作とは打って変わってフロアへのフィーリングもステップへのレスポンス重視な作り、やや踵の掴みは甘めだが十分に高いパフォーマンスの一足でした
惜しむらくはカラーリングに恵まれなかった事か、あとはデザインもシグネチャーっぽさが感じられないところもか…
5. Nike KD 12
前作 "KD 11" にて新たなクッショニングへの挑戦が始まったKDシリーズ、今作は遂にストロベルボードにまで手を出しました
本来、釣りこんだアッパーを縫い止めておく為だった中底を根本的に見直すところがナイキらしいなと思うところで…
その恩恵は如実に現れており、クッショニングシステムは新たな次元へと進んだかと
ボリュームのあるクッションはレブロンシリーズだけの物ではなくなったぞと、新たな選択肢となる一足
4. Nike Kyrie 5
徐々に洗練されてある意味大人しくなってきたとも言えるカイリーシリーズ
遂に5作目にして仕上がったようにも感じるところで、フライトラップのフッティング、ズームターボのクッショニングとフロアレスポンス、一応 ”完成形” とも呼べる出来ではないかと
前作はアッパーのロックダウンが頼りなかったが全体的に剛性を上げて硬めてきた一足
その履き心地は間違いなくトップパフォーマーと呼べるでしょう
3. Nike Zoom Rize
一言で表すと ”強い”
つええバッシュです、頑丈 (タフ) でハードな動きにも全開で対応する超安定した一足
みっちりとしたミッドソールに広めのアウトソール、斜めのシューレースホールにハイカットのフィット感とロックダウン
一足手元にあるだけでも安心感が違う、困った時に選ぶような頼れるモデル
数あるバッシュの中を探してみてもそんな一足なかなか無いです、今のうちに買い溜めておきましょう…
2. Puma Uproar Hybrid
今年は良作揃いで10足に絞り切れないので、同率2位という裏技を使います
"Uproar Hybrid" は軽く、コンフォートなモデルで単純に履き心地がめちゃめちゃ良い、語彙力ゼロの表現だがそれくらい素晴らしい
「人と同じのが嫌、ニッチなモデル履いてる俺かっけえ」「自称バッシュマニアが履くんでしょ」みたいな偏見を持っていましたが、履いてみてビックリ、すいませんでした
2. Puma Clyde Hardwood Classic
"Clyde Hardwood Classic" は多少重量はあるものの、着用時間と内容次第では特に気になる事は無かった
タイトめなフィット感、良すぎるトラクションでパフォーマンスの高さを示した一足
クラシックな見た目ながら強烈な性能はフラッグシップモデルは只者じゃないと証明したかと
この二足…本当にどちらも良く "Puma" というブランドの評価も込みでこの順位、とても素晴らしい製品を作ったなと偉そうに思ってしまいます
是非とも履いてみて欲しい一足、いや二足でした
Best Budget : Nike Zoom Freak 1
1位の発表の前にBest Budgetを発表!
※Best Budget…予算面で最も優れたいわゆる ”コスパ” が高い一足
予算的に考えたベストな一足は "Zoom Freak 1" でしょう
クリアランス・クーポンコンボを使わなくてもセールで一万円くらいですが、コストパフォーマンスは定価の時点でも高いなと思うところで一足持っておいても困らないでしょう
Zoom Rize同様一足手元にあるだけでも安心感が違うモデル
こちらの "Cream City" カラーは実物が特に美色だったのでオススメ
Best Retro : Nike Zoom GP
今年のBest Retroは "Zoom GP" !
※Best Retro…履き心地うんぬん抜きにして復刻して嬉しかった一足
まさかこれが復刻するとは思わなかった、履き心地も良く、心をくすぐるガジェット感は最高
そして何故か異常に安く買えるという、恐らく次復刻される時はもう無いんじゃないかと…あったとしてもその頃にはバスケできない体になってそう
「買うなら今」とはまさにこのバッシュの為にある言葉かと、今年一番のサプライズバッシュでした
1. Nike Kobe 4 Protro
そして栄えある2019年度の1位は "Kobe 4 Protro" となりました!
フライワイヤーアッパーは最高、この後フライフューズなどを経てフライニットに至るがやはりニットは軟らかすぎるなと…改めて思うところ
アッパー素材における軽さと剛性のバランスはこの辺りがベストでしょう
逆にソールユニット・クッショニングシステムはオリジナルでは寿命が余りにも短かったのでこのチューニングは嬉しいところ
思い出補正も贔屓目も無しで素晴らしい一足、幾つあっても困りません!
Best Basketball Shoes : Nike Kobe 4 Protro
という事で今年のPSOYに選ばれたのは "Nike Kobe 4 Protro" でした、おめでとうございます
一年を振り返るとやはりPumaやNew Balanceの復活が印象的でしたね、おまけにパフォーマンスとしても素晴らしく見事にランクインしております
以下が今年の買った物リストです、ここからのTOP10となります、色々と履けた一年でした
ちなみに今シーズンのモデルで絞って26足履きました
現行作で絞っているので二足買い・旧作・来シーズンの新作を合わせたら一体何足買ったのか不安なところ…
購入数とレビュー数が比例していないのが自分でもヤバいと気づいていますが、マイペースで更新していくので今後も宜しくお願いします!